クイックスタート
FiboCode は、エディター内でコード、ドキュメント、グラフをもとに、コードとともに成長する知識ベースを構築します。その共有コンテキストを選んだ Agent CLI にも提供することで、あなたとエージェントが同じ理解をもとにコードを読み解き、たどり、変更できるようにします。
理解は、コードとともに育つ。
日々の利用方法は大きく二つあります。一つは書くため、もう一つは読むためです。
| 使い方 | 行うこと | FiboCode が加えるもの |
|---|---|---|
| 強化されたターミナルワークフロー | すでに信頼している Agent CLI でコーディングする | ワークスペースを理解したコンテキスト、自動記録されるファイル変更、IDE 品質の hunk 単位レビュー |
| コードの分析と理解 | 不慣れなリポジトリを引き継ぐ、またはシステムが現在の形になった理由を探る | リポジトリ全体の解説ドキュメント、概念グラフ、コード・テキスト・グラフ間の双方向ジャンプ |
どちらの道も始まりは同じです。アプリをインストールし、ワークスペースを開き、モデルを設定します。
ダウンロードとインストール
最新のインストーラーは FiboCode Releases ページから入手できます。
| OS | パッケージ |
|---|---|
| macOS (Apple Silicon) | .dmg ディスクイメージ |
| Windows | .exe インストーラー |
| Linux | .AppImage |
- macOS:
.dmgを開き、FiboCode を Applications にドラッグします。 - Windows:
.exeインストーラーを実行し、画面の指示に従います。
ホームページの Download ボタンは常に最新リリースを自動的に参照するため、バージョン番号を探す必要はありません。
始める前に
1. ワークスペースを開く。 ワークスペースパネルの「Open Folder」をクリックしてコードベースを選ぶか、フォルダーをパネルへ直接ドラッグします。.zip ファイルのドラッグには対応していません。後から「Recently Opened」でワークスペースを切り替えられます。FiboCode は単一ファイルではなく、リポジトリを理解の単位として扱います。
2. モデルを設定する。 System Config → Model Config → Add Provider に進み、Provider Name、Interface Type(OpenAI 互換)、Base URL、API Key、Model Name を入力します。保存後、Main Model にチェックを入れます。低レイテンシーのプロバイダーを Fast Model に指定すると、遅延に敏感な呼び出しで優先されます。Advanced Settings では並行数、タイムアウト、最大出力トークン数を設定できます。
モデルを設定すると、三つの機能が使えるようになります。
- Diff 要約 — ソースコントロールパネルでファイルまたはディレクトリにカーソルを合わせると変更内容をすぐに要約し、コミット前にワンクリックでコミットメッセージを生成できます。
- コード補完 — エディターの AI 提案パネルで、提案を一件ずつ採用または却下できます。
- コード分析 — リポジトリ全体を分析し、ディレクトリ単位・ファイル単位の解説ドキュメントと概念グラフを生成します。
3. Agent に Fibo Skills をインストールする(任意、推奨)。 Fibo Skills はターミナルの Agent CLI に spec → plan → execute → sync ワークフローを追加し、仕様、計画、変更記録を .fibo/ ドキュメントシステムへ書き込むよう Agent に指示します。FiboCode 自体はこの進化履歴を自動では作成しません。Agent に記録を継続管理させる場合は、Fibo Skills をインストールして使用してください。インストール方法は Fibo Skills を参照してください。
使い方 1:強化されたターミナルワークフロー
すでに信頼している Agent CLI と習慣はそのままに、FiboCode が周辺のコンテキストとレビューを補います。
- CLI モードに切り替えてコーディングを始める。 チャットパネルを CLI モードに切り替え、ターミナルを開き、Claude Code、Codex、または好みの Agent CLI を実行します。
- チャットモードに戻って変更を整理する。 セッション終了後に戻ると、FiboCode がその間に触れたすべてのファイルを集計し、changed files card に一覧表示します。エージェントが実際に何をしたかを記憶や
git statusから再構築する必要はありません。 - 簡易レビューを行う。 カードの Review を押し、diff を hunk ごとに読み、各ブロックを採用または却下するか、ファイル全体をまとめて処理します。スナップショットからファイルの以前の状態へ戻せます。
- コミットする。 Source Control を開き、変更をステージし、コミットメッセージを生成または入力してコミットします。
使い方 2:コードの分析と理解
リポジトリを読むことは、すべてのファイルを先頭から末尾まで開くことではありません。コード自身に構造を語らせることです。
- 範囲とテンプレートを設定する。 System Config → Code Analysis に進みます。
- Directory Blacklist — ディレクトリ名を完全一致で判定し、一致したディレクトリと配下をすべて除外します(
node_modules、dist、…)。 - Extension Whitelist — コードまたは設定ファイルの拡張子ホワイトリストに一致するファイルだけを分析します。
- Analysis Templates — Directory、Code File、Configuration File のテンプレートを個別に編集し、生成される解説の構造を決めます。それぞれ元の内容へリセットできます。
- Directory Blacklist — ディレクトリ名を完全一致で判定し、一致したディレクトリと配下をすべて除外します(
- 分析を開始する。 ワークスペースパネルに戻り、Analyze をクリックしてリポジトリ全体の処理を実行します。ディレクトリとファイルはモデル設定の並行数を上限として同時に分析されます。いつでも中止でき、完了時には通知されます。
- 解説を読む。 ディレクトリまたはファイルをクリックすると、右側の Document ビューに解説が表示されます。Graph ビューへ切り替えると、その場所の概念グラフを確認できます。ディレクトリ単位の説明は「このレイヤーは何をするか」、ファイル単位の説明は「このファイルはどう実現するか」に答えます。
- タグをたどる。 解説内の code / text / graph タグはクリック可能なアンカーです。code はソースファイルと行範囲へ、text はリンク先ドキュメントへ、graph は対応する概念グラフへ移動します。どこを読んでいてもコードと解説を相互にたどれます。
次に進む場所
- Fibo Skills — 各スキルの役割とインストール方法はスキルガイドを参照してください。
- Forum — GitHub Discussions で質問し、ワークフローを共有できます。
- Bug Report — issue tracker で問題を報告してください。